L'Arc-en-Ciel&HYDEネタをはじめ、 日々の戯れ言を綴るブログ♪
http://mgangie.blog68.fc2.com/
ミリキタニの猫/君のためなら千回でも
2008-07-07 Mon 01:04
昨日はひさびさに2本立て映画館にて映画鑑賞。

1本目は「ミリキタニの猫」。
ミリキタニってまるでギリシャ系の名前っぽいけど、漢字では三力谷って書くらしい。なんかかっけー名前やね(スズキの猫、サトウの猫…ほら、かっけーでしょ?(爆))
この映画はNYの路上に住む年老いた日系人画家、ジミー・ミリキタニを追ったドキュメンタリーフィルム。若い女流映画監督は路上で彼の絵を買ったことが縁でその日常を追うことになり、そのうち彼の路上生活を見かねて自宅へと招きいれる。
路上にいても監督の自宅に居候していても、老人の態度は常に高潔だ。私はそんじょそこらのエセアーティストとは違う。一流の芸術家なのだーー彼は口に出さずとも(実際口に出すときもあるけど)いつもそんな威厳を保っている。
ミリキタニはアメリカで生まれ、広島で育った後再びアメリカに戻り、以来日本へは帰っていないというが、心はいつも広島への憧憬に溢れている。マンハッタンの街角の銀杏並木に遠い故郷の景色を思い出し、それを無心に描きとめる。一方、アメリカの日系人強制収容所での暗い過去の出来事も決して記憶から消し去ることなく、アメリカへの憤りとともにその景色を描く。そして、彼はその意思表示として断固としてアメリカの保障制度を拒む。

なぜか私は何度も視界が曇った。きっと、彼の風貌や何やらから彼の歩んできた長い道のりが垣間見えてそれに感応したせいだと思う。
人の一生はときにドラマよりドラマチックだったりする。
いまさらの陳腐な言葉だけれど、「人に歴史あり」です。
†††
2本目は「君のためなら千回でも」。
タイトルが素晴らしいね。原題はたしかKITE RUNNERだと思ったけど、邦題のほーが数倍イイ。ちなみにこれは主人公とその友達の台詞です。
世間的には泣ける作品として評判がいいらしいですが…ワタシ的にはミリキタニのほーが泣けた。まあ、ある意味予想どーりのレベルかな。
子供ってあれほど残酷なもんなのか、とか、代償はかなり高くついたのね、とか思いつつ、ラストのキメ台詞に少しぐっときた程度。
でも、子役はうまかったね。とくに使用人の息子はけなげなさがよく出てた。

この作品、アラブが舞台で登場人物もほぼアラブ系なのにアメリカ映画なんですね。なんかフシギな感じ。でも納得。あちらの秀作には及ばないかな。
別窓 | 映画・演劇 | コメント:0 | トラックバック:0 
<<ひまつぶしにあらず | COMME AU CIEL | かみさまからのてがみ(笑)>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| COMME AU CIEL |