L'Arc-en-Ciel&HYDEネタをはじめ、 日々の戯れ言を綴るブログ♪
http://mgangie.blog68.fc2.com/
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告  
エレンディラ@さいたま芸術劇場
2007-08-14 Tue 21:41
舞台のオープニングから蜷川ワールドにひきこまれた。
巨大なダイヤモンド(最初はそれと気づかず、あとでわかった)やカラフルな
シーラカンスのような魚やバスタブが宙を舞う。幻想的なそのシーンに
これから始まろうとする芝居への期待が高まる。

この芝居を観にいった理由の60%くらいを占める中川くんは、ステージの
奥の方で宙に浮かぶ姿で現れた。その後、ステージ上に登場するも最初は
台詞もなく、ステージ右端に立ったまま、主人公エレンディラと白鯨と称される
巨体の祖母の生活を傍観している。
最初は、彼がなかなか芝居に関わらないことに少しやきもきしていたが、
そのうち主人公と祖母の世界に私の意識はのみこまれていった。
とにかく二人が役にはまり過ぎ。エレンディラ役の美波、私は知らない役者
だったが、端正な顔立ちにかぼそい体がいかにも「無情な祖母に顎で
使われるいたいけな美少女」という設定にぴったり。
非情なケバい祖母役の瑳川さん(ちなみにオトコです・爆)は、まるでコントに
出てくる力士の着ぐるみを彷彿とさせるものを身につけ(無駄に巨乳・再爆)、
よたよたしながら孫娘に入浴させてもらったり、身繕いを手伝わせたり
するんだけど、こんなルックスのばーちゃん、外国ならいそーだよなって
思えてくるから不思議!?

ケバいばーちゃんに似合いの屋敷がエレンディラの火の不始末で焼失してから、
美少女の転落人生が始まる。祖母は「おまえのせいで一文無しになったんだから、
その負債を返せ」と彼女に売春を強要するのだ。二人は人夫などを含め数名で
キャラバンを組んで南米の砂漠の地を渡り歩く。各地で多くの男たちを
虜にしたエレンディラの名は広く知れ渡り、客が引きも切らないようになった。
そんななか、運命の出会いをし一瞬にして彼女と恋に落ちる青年が中川くん
演ずるウリセスだ。
この二人が出会い、愛を交わし合うシーンがとても美しい(私は舞台を観るまで
知らなかったんだけど、このとき美波がヌードになることで世間では話題に
なってたらしい)。美波のルックスや仕草、声がロマンティックな雰囲気に
満ちていることが大きな理由だと思う(彼女はフランス人とのハーフだとか。
ちょっと納得)。しかもまだ20そこそこなのにエレガント。そして、
目力のある瞳は情熱的。今後も彼女には注目したい。
と、かんじんの中川くんについて触れてないですね(^_^;) 彼も一途で
恋の病にとりつかれた青年を上手く演じていた。ほんの少し、ミュージカル
仕込みのわざとらしさ?が漂うときがあって、そりゃこの芝居にはいらないだろと
思ったりもしたけど、そんなに気にならない程度。
彼の本領発揮はやっぱ、歌かな。ほんとに声がキレイでよく通る。
メインのウリセスソングなる歌(「題名のない音楽会」でも歌ったらしい)が、
よく思い出せないので今一度聴いてみたいな。
そうそう、音楽は「ピアノレッスン」などを手がけたマイケル・ナイマンが
担当とのことで、とても美しく切なく舞台に合っていた。
あと、セットも南米の砂漠の空気感をよく現していて、まるで乾燥した風が
こちらに吹いてくるような気がした。

しかし4時間のお芝居、さぞや体力を消耗するだろうと思う。
後半、エレンディラがぐるぐるステージを何周も走るシーンでは、をいをい
大丈夫か~!?と他人事ながら心配になった。
酷暑のこの時期、体調壊さないよーにお祈りします(-人-)

ガルシア・マルケスの原作は絶版になってるようで読んだことはないけど、
私が感じたこの芝居の良さは、幻想文学といえるストーリー(種明かしはしない
ままにしておこう。いろんな解釈ができるだろうし)、エレンディラの好演、
そして全編に流れる美しい音楽。これらを見事に舞台に乗せた蜷川さんの
演出も外せない。
ただ、ラストにちょっと「え?」って場面があったのが残念?
まあ、これはあくまで個人的な感覚ってことで。
別窓 | 映画・演劇 | コメント:0 | トラックバック:0 
<<富士急チケ | COMME AU CIEL | 感情を込めると、体が歌うから。>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| COMME AU CIEL |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。