2013-12-08 Sun 17:34
「ブランカニエベス」
モノクロの映画なんだけど、映像がめちゃオシャレ! 主人公の女優さんがとにかく美しくて眼福♪ ストーリーは白雪姫をベースにした、闘牛士の父をもつ女性闘牛士の悲しくも切ないお話。しかし童話って残酷な話が多いよね。意地悪な継母とか貧乏とかが付き物だし。たしか「ほんとうは残酷なグリム童話」って本もあったっけ。 「利休にたずねよ」 海老蔵くん、やんちゃな青年時代はハマってたけど、愛する人を失ってからの老成した暮らしぶりがどーにも嘘っぽくてオシリがムズムズ。以上w あ、中谷美紀さんの落ち着いた佇まいは適役でした★ 「夢と狂気の王国」 本人の発言以上に周囲の関係者たちの発言から「宮崎さんの本性見たり!」って感じの映画でかなり興味深かったし、ちょっと恐かった(^^; 天才肌の人って人間としてはどこか逸してるんだろうな。 個人的には高畑さんにもっとスポットを当ててほしかったけど(仕事が遅い!とかって話だけじゃなくw)、きっとご本人はあまり出たがらないよーな。たまに映ってもほとんど背中だったし。 「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」 ティルダ・スウィントンとその恋人役、二人とも吸血鬼役がハマリすぎ! かっけー! こーいうダークかつデカダンな世界、まさに好み★ 恋人役がミュージシャンって設定もヨシ!(どことなくモーリーさんっぽいなと思ったりw) 映像も音楽もマル! 生血のアイス、見た目はカシスアイスにそっくりだったけど、あんまり食べたくはないなww 「鑑定士と顔のない依頼人」(ネタバレ注意!) 依頼人が意外にも早々に登場してオチがわかるまでが長く平盤すぎたけど、オチがわかった時点からおじいちゃんが可愛そうすぎて、なんて奴らだと思ったわ(T_T) みんな、グルだったんだなぁぁぁぁっ。 でも途中でオチに気づかなかった人は、絶対もう1度観たくなるはず(私もそのひとりw) 「ふたりのアトリエ」 「ブランカニエベス」同様、こちらもモノクロ映画。最近、流行ってるのかしらん。古色蒼然とした雰囲気を出すにはもってこいだね。あと、アラが隠れるのも利点w クラウディア・カルディナーレ、すっかりおばあちゃんになっちゃったけどヴィスコンティ作品の彼女はめちゃ美しかったなー(遠い目)。ときの流れは残酷だわ。モデル役の女優さん、ちょっと若かりしころのカルディナーレに似てるのはきっと偶然じゃないね。 最後、老彫刻家はどんな思いであの行動に至ったのか…妻のことを思って? それとも去っていった彼女のことを思って? もしくは自らの老齢を思ってか? |
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