L'Arc-en-Ciel&HYDEネタをはじめ、 日々の戯れ言を綴るブログ♪
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わたしを離さないで
2011-04-23 Sat 14:29
観てからはや1週間ほどたっちゃったけど、未だに尾を引いてる映画。
で、原作本とかあんまり買う人じゃないんだけど、もっとちゃんと知りたくて買っちゃいました。

観た直後、一緒に観た友達に発した第一声は「恐い世界だね~」。
そう、こんな世界が現実にあったらたまったもんじゃない。ましてや自分が「提供者」だったりしたら…と思うと背筋が凍る。
そしてまず思い浮かんだ疑問は、なぜ彼らは逃げ出そうとしないのか、ということ。
でも、ほかの方のレビューや原作を半分くらいまで読み進めたいま、なんとなくその理由がわかった気がする。
彼らはそれこそ生まれたころから、少しずつ「これがあなたの生きる道」と植えつけられて育ってきたのだ。親がいず家庭で育った経験のない根無し草の彼らにとって、その使命だけが唯一のアイデンティティだったのだとーーなんと残酷な存在意義。
でも実際その立場ではない私に彼らの心境が100%わかるはずもなく、未だに「捕まるかもしれないけど、逃げ出せば良かったのに」と心のどこかで思っている。

観る人によって、どの場面がいちばん心に刺さったかは違うと思うけど、私は成人したキャシーとトミーがマダムの家を訪ねていったとき、車椅子に乗って現れたシャーロット・ランプリング演ずる先生が放った一言(ネタバレになるからあえて省略)がぐさっときた。魂に関する一言だけど、まさにこちらの魂まで凍りつく瞬間だった。
シャーロット・ランプリングは好きな女優さんのひとりで、常に目がすわった演技wにいつも惚れ惚れしてたけど、今回ばかりは適役といえど冷血すぎて後ずさりする思いだった。

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