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ドラクル@シアターコクーン
2007-09-26 Wed 19:43
昨日は仕事帰りに念願の↑鑑賞。今日が楽日だから、ほんとギリギリセーフで
観れて良かった〜!

長塚圭史作・演出のお芝居は初めて観た(ハズだ)けど、なかなか良かった。
特に後半の演出がぐー! 中盤はちょい中だるみして、やたらお尻の痛さに
気がいっちゃって辛かったけど(^_^;)
とくに印象に残ったのは(以下ネタバレバレなのでイヤな方は見ないで下さい
まし)海老蔵演ずるドラキュラvs妻リリス(=宮沢りえちゃん)を拷問した男
の決闘場面で、先祖代々ドラキュラを追う狂言回し役(ポーの一族で言うと、
ランプトン(笑))が客席まで降りて事の成り行きを案じる台詞をしゃべり
客の目がそちらへ集中したそのとき、不意に天井から拷問男がどさっと落ちて
くる。まるで土嚢のように。次の瞬間、ドラキュラは黒く長いマントを
ひるがえしながら狂言回しに向かって「さあ、楽園へ行こう」とかなんとか
言う、この一連の流れがじつに鮮やかだった。
それと、最後のシーン。じつは自らも罪を背負いそれを償うためにドラキュラを
利用していたリリスが、捕われて死を目前にしたドラキュラにその罪を告白すると、
ドラキュラはただ一言言うのだ、「許すよ」と。

この芝居のドラキュラは多くの幼児を惨殺したジル・ド・レ伯爵がのちに
ドラキュラになったという設定。彼はリリスと出会ったとき一時改心するのだが、
あることをキッカケにまた元の姿に戻ってしまう。
でも、彼は最期に「人を許す」という簡単そうでじつはとても難しい愛の行いを
したことで救われたに違いない。そして最初は聖女リリスが救う側だったのに
最後にはその立場が逆転するマジック、面白い物語だ。

あと、舞台セットが奇妙に歪んだ世界で面白かった。エドワード・ゴーリィの
絵本の世界を思い出したわ。
ドラキュラの最期では、懐かしのムンチャ(笑)の冒頭シーン
「ヤヴァイヨ、ルカ、ニゲルンダヨッ!!」を思い出しちゃったりして(爆)
そして頭の中でいつのまにか「砂時計」のサビが流れてたり。
我ながら、どんだけ〜〜!!(T∇T)
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